シャネルのマトラッセはなぜ買えない?理由や人気モデル・購入方法を解説

シャネルのマトラッセはなぜ買えない?理由や人気モデル・購入方法を解説

「シャネルのマトラッセが欲しいのに、店舗に行っても在庫がない…」

「年々値上がりしていると聞くけれど、どうして買えない状況が続いているの?」

マトラッセが手に入らない最大の理由は、ブランド側による徹底した供給制限と、世界規模での需要急増による深刻な品薄状態にあります。

職人の手作業による限られた入荷数に対し、国内外から購入希望者が殺到しているのが現状です。

とくに、近年のトレンドであるコンパクトな「ミニマトラッセ」や、傷がつきにくい「キャビアスキンのブラック」といった人気モデルは、店頭に並ぶ前に完売してしまうことも珍しくありません。

今回は、「マトラッセの価格が高騰し続けている背景」や「どうしても欲しい方に向けた4つの購入方法」について、初心者の方にも分かりやすく詳しく解説していきます。

これからマトラッセの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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シャネルの「マトラッセ」とは?

シャネル(CHANEL)のマトラッセは、ダイヤ型のキルティング加工が施されたシャネルを象徴するショルダーバッグです。

カジュアルな日常のコーディネートに合わせるだけで、一気に華やかな雰囲気と洗練された高級感を演出してくれます。

長年にわたりファッション業界のトップに君臨し続ける、まさに誰もが憧れるハイブランドの定番アイテムと言えます。

マトラッセの魅力

「マトラッセ(matelassé)」とはフランス語で「ふっくらとした」「詰め物をした」という意味を持ち、その名の通り立体的で美しいキルティングのデザインが最大の特徴となっています。

上品でエレガントな雰囲気がありながら、カジュアルなコーディネートにも合わせやすいという実用性の高さも、多くの女性に支持されている理由のひとつです。

フラップ部分に配された「CC」ロゴのターンロック金具や、レザーが編み込まれたチェーンストラップなど、細部にまで行き届いたデザインが高級感を演出してくれます。


サイズ展開も豊富で、コンパクトなミニマトラッセから収納力のあるデカマトラッセまで、ライフスタイルや好みに合わせて選べるのも魅力的です。

マトラッセの誕生ストーリー

マトラッセの歴史は、シャネルの創業者であるココ・シャネルの「女性の自由」への想いから始まりました。

1920年代当時、女性のバッグといえば手で持つハンドバッグやクラッチバッグが主流で、片手がふさがってしまうのが当たり前でした。

ココ・シャネルはその不便さに着目し、軍隊の兵士が使っていたショルダーバッグからヒントを得て、女性のための肩掛けバッグを考案したのです。

そして1955年2月、チェーンストラップを備えた画期的なショルダーバッグ「2.55」が発表されました。

発売年月がそのまま名前の由来となったこのバッグは、実用性とエレガンスを兼ね備えたデザインで瞬く間に人気を集めます。

その後1983年に、クリエイティブディレクターに就任したカール・ラガーフェルドが「2.55」を現代的にアップデートしました。

ターンロック金具をシャネルのシンボルであるCCマークに変更し、チェーンストラップにレザーを編み込むなどのアレンジを加えたことで、現在私たちが「マトラッセ」と呼ぶアイコンバッグが誕生したのです。

「高すぎる」という声も?マトラッセの価格が年々上がり続けている理由

「高すぎる」という声も?マトラッセの価格が年々上がり続けている理由

現在、マトラッセの価格は一般の人には手が出しづらいほど高騰しています。

シャネルが超高級ブランドとしての価値を高める戦略をとっていることに加え、外部環境の変化が大きく影響しているためです。

数年前までは50万円前後で買えた代表的なモデルが、現在では100万円を優に超える価格設定にまで上昇してしまいました。

以下では、なぜここまで価格が上昇しているのか、その背景について順番に解説していきます。

定期的に実施されるシャネル公式の価格改定

マトラッセの価格が高騰している大きな要因のひとつが、シャネルが繰り返し行っている定期的な価格改定です。

シャネルは2021年から2023年にかけて毎年4回もの値上げを実施し、2024年も1月・3月・7月と複数回の改定が行われました。

さらに2025年には3月・8月・10月と立て続けに値上げが確認されており、2026年1月にも8%超の大幅な価格改定が実施されています。

時期マトラッセ25(定番サイズ)の定価目安
約20年前(2005年頃)約15〜20万円
約10年前(2015年頃)約40〜50万円
2023年9月約150万円超
2025年1月約170万円超
2025年8月約174万円
2026年3月約193万円

マトラッセ25は2023年9月の約150万円超から、2026年3月には約193万円にまで上昇しており、わずか3年で約57万円もの値上がりとなりました。

20年前と比較すると、定価は実に10倍近くに上昇しています。

シャネルは「ブランド価値の維持」を目的とした戦略的な値上げを続けており、一度上がったマトラッセの定価が下がることは基本的にないと考えられています。

円安の影響と原材料・輸送コストの上昇

マトラッセの値上げには、円安や原材料コストの上昇も深く関わっています。

シャネルはフランスを拠点とするブランドのため、日本国内での販売価格は為替レートの影響を大きく受けるのです。

2020年には1ユーロ=約120円だった為替レートが、近年では約160円前後にまで円安が進行しており、輸入コストは大幅に増加しました。

また、マトラッセに使用される上質なレザーなどの原材料費も世界的に高騰しています。

環境規制の強化による供給の減少や、ヨーロッパ全体での人件費の上昇が、生産コストを押し上げている背景があるのです。

こうした複数の要因が重なった結果、マトラッセは値上がりしています。

アジアをはじめとする世界的な需要の急増

マトラッセの価格上昇には、世界的な需要の急増も大きく影響しています。

特にアジア圏では、経済成長にともなって高級ブランド品への購買意欲が年々高まっており、シャネルのマトラッセはその筆頭ともいえる存在です。

セレブやファッションインフルエンサーがSNSでマトラッセを着用する姿が拡散されることで、さらに需要が刺激される傾向も見られます。

シャネルはブランドの希少性を保つために生産数を意図的に制限しており、需要が増えても供給量を大幅に増やすことはしていません。

この「供給を絞ることで価値を高める」というブランド戦略が、世界的な需要増と相まって、マトラッセの市場価値をさらに押し上げている状況です。

シャネル バナー

シャネルのマトラッセが買えない理由

シャネルのマトラッセが買えない理由

シャネルのマトラッセが買えない理由は以下の通りです。

  • 入荷数の少なさ
  • 人気カラー・サイズは入荷即完売になる
  • 「ミニバッグ」の流行による需要の集中

マトラッセはもともとの供給量の少なさに加え、人気モデルへの需要集中やトレンドの影響によって、入手が難しくなっています。

それでは上記の理由について、詳しく解説していきます。

入荷数の少なさ

マトラッセが買えない最大の理由は、そもそも正規店への入荷数が少ないことにあります。

シャネルはブランドの希少価値を維持するために、製品の生産数を戦略的に絞っています。

そのため、需要に対して供給がまったく追いついておらず、常に品薄の状態が続いているのです。

さらに、マトラッセの入荷は不定期で行われており、店舗のスタッフでさえ正確な入荷予定を把握できないケースがほとんどだといわれています。

電話やメールで在庫を確認することもできず、実際に店頭へ足を運ばなければ在庫状況がわからないのが現状です。

こうした入荷の少なさと不透明さが、マトラッセを「買えない」アイテムにしている大きな要因だといえます。

人気カラー・サイズは入荷即完売になる

マトラッセの中でも、特に人気の高いカラーやサイズは入荷した瞬間に完売してしまう傾向があります。

ブラックやベージュなどの定番カラーは、どのようなファッションスタイルにも合わせやすいため、購入希望者が集中しやすいのです。

サイズ面では、使い勝手の良いミニマトラッセや定番のマトラッセ25に需要が偏っており、これらのモデルは特に争奪戦が激しくなっています。

限られた入荷数に対して購入希望者が殺到するため、店頭に並べる前に予約で埋まってしまうこともあるほどです。

このように特定のモデルに人気が集中することが、マトラッセ全体の「買えない」状況をさらに加速させています。

「ミニバッグ」の流行による需要の集中

近年のミニバッグブームも、マトラッセが買えない状況に拍車をかけている要因のひとつです。

キャッシュレス化の浸透やエコバッグの普及によって、日常的に持ち歩く荷物が減少した現代では、コンパクトなミニバッグがファッションアイテムとして大きな流行を見せています。

必要最低限の荷物だけを収納できるミニバッグは、スマートフォンやコンパクト財布と好相性で、女性のあいだで支持を集めました。

なかでもシャネルのミニマトラッセは、唯一無二のデザインと高級感が日常のコーディネートのアクセントとしても優秀で、「初めてのシャネル」として選ぶ方も多いアイテムです。

ミニサイズは定番サイズに比べて定価が抑えられていることもあり、購入のハードルが比較的低い点も需要を押し上げています。

その結果、もともと入荷数の少ないマトラッセの中でも、ミニサイズにさらに需要が集中し、入手がますます難しくなっているのです。

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マトラッセの中でも入手困難な人気モデル

憧れのマトラッセの中でも、特定のサイズや素材、カラーの組み合わせは特に入手が困難な人気モデルとして知られています。

とくに「ミニサイズ」「キャビアスキン」「ブラック」の条件を満たすバッグは、正規店でも即完売となるほど需要が集中している状況です。

以下では、数ある種類のなかでも入手困難な人気モデルについて解説していきます。

【サイズ】ミニマトラッセ

マトラッセの中で最も入手困難だといわれているのが、ミニマトラッセ(マトラッセ20)です。

横幅約17cmのコンパクトなサイズ感で、スマートフォンやミニ財布などの必要最低限の荷物を収納するのにぴったりのサイズとなっています。

先述のとおりミニバッグの流行が追い風となり、近年はシャネルの正規店でも最も品薄になりやすいモデルのひとつです。

ミニマトラッセが人気を集めている理由は、そのサイズ感だけではありません。

アクセサリー感覚で持てる存在感や、シンプルなコーディネートにも華やかさをプラスしてくれるデザイン性の高さも大きな魅力です。

【素材】キャビアスキン

素材の面では、キャビアスキンのマトラッセが最も高い人気を誇り、入手が難しい状況です。

マトラッセに使われる代表的な素材には、ラムスキン(子羊の革)・カーフスキン(仔牛の革)・キャビアスキン(型押し牛革)の3種類がありますが、それぞれに異なる特徴を持っています。

スクロールできます
素材特徴耐久性向いている方
キャビアスキンキャビアのような凹凸のある型押し加工。マットな質感傷がつきにくく丈夫日常使いしたい方
ラムスキンなめらかで光沢があり上品な質感繊細で傷がつきやすい特別なシーン向け
カーフスキンなめらかで柔らかい牛革ラムスキンより丈夫バランス重視の方

キャビアスキンは傷がつきにくく、日常的に愛用しやすいという実用性の高さから、圧倒的な支持を集めています。

シャネル独自の型押し加工が施されたキャビアスキンは、大量生産が難しく生産数自体が限られているため、店頭でも中古市場でもすぐに売れてしまうのが実情です。

【カラー】ブラック

カラーの中で最も人気が高く、入手困難なのがブラックです。

ブラックはどのようなファッションスタイルにもマッチし、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍してくれます。

コーディネートを選ばないため、初めてシャネルを購入する方の「ファーストシャネル」として圧倒的に選ばれやすいカラーです。

ブラック以外にも、ピンクやレッド、ホワイト、ブラウンなど豊富なカラー展開がありますが、やはりブラックの需要は飛び抜けて高く、ゴールド金具との組み合わせは不動の定番として根強い人気を維持しています。

マトラッセの購入方法

マトラッセの購入方法

マトラッセの購入方法は以下の通りです。

  • 正規店(直営ブティック)で購入する
  • リユースショップ(中古ブランド品販売店)で購入する
  • フリマアプリで購入する

上記の購入方法についてそれぞれ解説していきます。

正規店で購入する

新品のマトラッセを確実に本物として手に入れたいなら、シャネルの正規店(直営ブティック)での購入が最も安心できる方法です。

日本国内には銀座や表参道をはじめ、全国の主要エリアにシャネルの直営店が展開されています。

正規店で購入すれば偽物のリスクがなく、購入後のアフターケアも受けられるのが大きなメリットです。

ただし、マトラッセは人気商品のため、店頭に在庫がないケースが非常に多い点には注意が必要です。

シャネルでは電話やメールでの在庫確認を受け付けていないため、直接店舗に足を運ぶ必要があります。

入荷情報をいち早くキャッチするためには、正規店に通い、担当スタッフとの信頼関係を築くことが重要です。

リユースショップで購入する

正規店での入手が難しい場合、信頼できるリユースショップ(中古ブランド品販売店)を利用する方法もあります。

ブランド品の買取・販売を専門に行うリユースショップでは、マトラッセの取り扱いも豊富で、正規店では見つからない過去のモデルや希少なカラーに出会える可能性があるのです。

定価よりも安い価格で購入できるケースも多く、コストを抑えたい方にとっては魅力的な選択肢です。

リユースショップを利用する際の注意点
  • 経験豊富なスタッフが在籍し、鑑定の実績がしっかりしているショップを選ぶこと
  • 偽物のリスクを避けるため、大手で信頼性の高い店舗を利用すること
  • 商品の状態(傷・汚れ・付属品の有無)を事前によく確認すること

特にキャビアスキンの素材は傷がつきにくいため、中古でも状態の良いものが見つかりやすい傾向にあります。

フリマアプリで購入する

メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、マトラッセが出品されることがあります。

個人間取引のため、中古ショップよりもさらに安い価格で見つかる場合があるのがフリマアプリの魅力です。

ただし、フリマアプリでの購入には注意が必要です。

最も大きなリスクは「偽物」の存在で、精巧なコピー品が出回っている状況もあるため、出品者の評価や商品写真の細部、シリアルナンバーの有無などを徹底的にチェックする必要があります。

確実に正規品を手に入れたい方は、鑑定済みのリユースショップの利用がより安心です。

フリマアプリで購入する場合は、万が一のためにアプリの補償制度やキャンセルポリシーを事前に確認しておきましょう。

シャネルのマトラッセに関するよくある質問

シャネルのマトラッセに関するよくある質問に回答します。

マトラッセの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

シャネルのマトラッセは店舗で買える?

マトラッセは、シャネルの正規店(直営ブティック)で購入することが可能です。

ただし、入荷が不定期かつ少量であるため、店舗に行けば必ず手に入るというわけではありません。

特にミニマトラッセやブラックのキャビアスキンといった人気モデルは、店頭に並ぶとすぐに完売してしまうのが現状です。

購入の可能性を高めるためには、正規店にこまめに通い、担当スタッフに自分の希望を伝えておくことが重要になります。

マトラッセは20年前と比べてどれくらい値上がりした?

マトラッセの定番モデルであるチェーンショルダーバッグの定価は、20年前(2005年頃)には約15〜20万円ほどでした。

それが現在では190万円を超えており、単純計算で約10倍の値上がりとなっています。

さらに遡ると、30年前(1990年代)には約10万円前後で購入できていた時代もあり、当時と比較すると、実に19倍以上という驚異的な上昇を見せています。

高額ゆえに買って後悔することはある?

実際に後悔の声として多いのは、「高額すぎて日常的に使うのが怖い」「サイズが自分のライフスタイルに合わなかった」といったものです。

しかし実際にマトラッセを購入した方の多くは、「買ってよかった」「持つたびに気分が上がる」と満足しているケースがほとんどです。

後悔を防ぐためには、以下のポイントを意識してみてください。

  • 購入前に正規店で実物を試し、サイズ感や重さ、使い勝手を確認する
  • 自分のライフスタイルに合ったサイズと素材(日常使いならキャビアスキンがおすすめ)を選ぶ
  • 流行に左右されにくい定番カラー(ブラックなど)を選ぶと長く愛用できる

また、マトラッセは中古市場でも高い価値を維持しているため、仮に手放す場合でも一定の金額で買取してもらえる可能性が高い点も安心材料のひとつです。

マトラッセに年間購入制限はある?

シャネルでは、転売目的の大量購入を防ぐために購入制限を設けています。

制限内容は時期やエリアによって異なりますが、同一モデルの複数購入や短期間での大量購入は制限される傾向にあるようです。

購入制限は、本当にマトラッセを愛用したい方の手に商品が行き届くようにするための措置であり、ブランドの希少性を守る目的もあります。

「マトラッセは恥ずかしい」と言われるのはなぜ?

「マトラッセは恥ずかしい」という声が一部で見られますが、これはマトラッセのデザインが一目でシャネルとわかるほど存在感が強いことが理由です。

CCマークの金具やダイヤ型のキルティングは非常に特徴的で、周囲にブランド品を持っていることがすぐに伝わるため、「主張が強すぎるのでは」と感じる方もいるようです。

また、価格が高騰したことで「無理して買ったと思われるのでは」という心理的な不安を抱える方もいます。

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本記事でお伝えした通りマトラッセは定価の上昇が続いており、それに伴って中古市場での買取価格も過去最高水準まで高騰しています。

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この記事を書いた人

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